やりチン速報　-やり速- 【中国】｢集団で強姦｣｢無免許運転で事故り被害者に暴行｣有力者の子の｢悪行｣が国外でも新聞記事に

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【中国】｢集団で強姦｣｢無免許運転で事故り被害者に暴行｣有力者の子の｢悪行｣が国外でも新聞記事に

1 ：帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★ 2013/05/01(水) 10:19:16.88 ID:???

中国国営・新華社は29日付で、著名声楽家で解放軍芸術学院音楽学部の教授でもある李双江氏の息子が
「無免許運転で交通事故を起こし、相手を殴った」、「強姦事件を起こした」と、スペイン紙が報じたと伝えた。

しばらく前に発生した事件を「海外での報道」をきっかけとして報じたことには、
「有力者の子の非行・犯罪」が庶民の体制批判に直結していると、改めて指摘する意図を込めたと考えられる。

少年は1996年生まれで、15歳だった2011年、無免許で乗用車を運転し、接触事故を起こした相手の車に乗っていた夫婦を
「110番するならしてみろ」などと言って殴った。父親が2日後に病院を訪れて涙を流して謝罪したが夫婦は許さず、警察に訴えた。
少年は1年間施設に送られ、矯正を受けることになった。少年はそれまで無免許運転で32回、取り締まりを受けていたが、処分を受けたことはなかったという。

少年は米国内の高校に留学したこともあったが、「校則を守らない」との理由で除籍処分になった。
他の生徒とケンカになると「中国に来てみろ。殺してやる。オレの父親がだれだか知っているか」などと言っていたという。

2013年2月には、仲間数人と女性1人を誘って酒を飲み、女性をホテルに連れ込んで仲間と強姦したとして逮捕された。

中国では、有力者の子が起こす犯罪や不祥事を起こすことで、庶民の不満が高まっている。
「富二代（金持ち2世）、「官二代（官僚2世）」、「紅二代（共産党高級幹部2世）」、「星二代（スター2世）」など、
さまざまな「2世」の不祥事が発生している。事件などを起こした際に、親の立場を思って穏便にすませようとする発想がなく、
逆に自分の親の名を出して「それでも自分に逆らうのか」との態度を示すことが特徴だ。

結果として、親が「わが子」のために地位を失うような事例も発生している。
新華社は「以前には、さまざまな『2世』が事件を起こしても、なかなか明るみに出なかった。
現在では、インターネットやスマートフォンの普及で、隠し通すことは難しくなった」と指摘。

中国共産党上層部も「権力の乱用と腐敗が、社会を不安定にする主要な原因。共産党の生き残りに対する脅威でもある」と認識し、
官員に対する引き締めを強化しているという。

◆解説◆

同記事は、発生してからしばらくたった事件を「国外でも報道された」との切り口で改めて伝える、異例の記事だ。
スペイン紙の記事をそのまま伝えたのか、新華社が追加した部分もあるのかどうかは不明だが、
「有力者の2世」が引き起こしている問題を改めて指摘する意図を込めたことは、間違いないだろう。

中国では経済発展にともない、社会における階層の固定化も進んでいる。日本では相続税などにより、
「世代を超えた富の極度の集中」を緩和するシステムがあるが、中国では相続税の導入も行われていない。
「実施しようとすれば、裕福層が国外に出たり、資産を海外に移す動きに歯止めがかからなくなるからだ」との見方もある。

以前から中国から国外に出た留学生といえば、
「国が貧しいので仕送りなどは期待できず、自分でアルバイトなどをして生活費や学費を稼ぐしかない」というケースが多かった。

今でもそのような留学生が大部分だが、「裕福な家に生まれた留学生」も増加している。
アルバイトの必要などはなく、仕送りだけで学費、生活費、さらに遊興費なども十分にまかなえる「リッチな中国人留学生」だ。

「アルバイトに精を出さざるをえない中国人留学生」については、学校の出席率が悪くなり、
ビザの延長が認められずに不法滞在化したり、犯罪に手を染める者も出るなどの問題がでた。
そもそも学業に励むつもりはなく「留学の目的は金稼ぎ」という留学生がいることも問題とされた。

しかし、一人っ子として甘やかされて育てられた中国の若者にとって「何から何まで自分で解決せねばならない苦しい留学生活」は多くの場合、
人格形成の面で大きな効果があったという。しかし、このところ増加している「裕福な中国人留学生」については、
「本当に学業に打ちこむならともかく、それ以外の場合には、人格形成の効果もない安楽な留学生活をしているだけ」、
「留学先の国の真の意味での長所・短所を学ぶこともできていない」との批判もある。（編集担当：如月隼人）

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0429&f=national_0429_052.shtml